強迫性障害は、あることが頭から離れなくなって、不安を感じてしまう症状です。
例えば、スマートフォンやゲームが気になって仕方がない、何回もインターネットを検索してしまうといった状況もこれに該当します。うつ病や不安障害といった別の病気と併発しているケースもあり、症状が進むと社会生活に支障が出てきてしまうことがあります。強迫性障害は、投薬と生活パターンの改善などを並行して治療し、症状が軽いうちに治療をした方が、治療効果も現れやすい傾向があります。
当クリニックの強迫性障害の治療
強迫性障害によく効くお薬があり、状況に応じて服用していくことになります。また、何かに囚われてしまうことが減るように生活パターンを改善するといった、原因の解消も同時に行っていきます。
強迫性障害の中でも、カギをかけたかどうか、ガスの元栓を閉めたかどうかが気になり、何度も確認してしまうものを「確認強迫症」と言い、トイレに入った後などに何度も手を洗うものを「不潔恐怖症」と言います。これらの症状があるときには、恐怖感を取り除きながら、何度も確認したり手を洗ったりしなくても日常生活に支障は出ないことを脳に覚えさせていく治療を行うことになります。